オーリンの日記

  • 場所はメリディアンのオーリンの自宅。
    メインクエスト『太陽の街』で行く場所。

書物
羊皮紙にインクで象形文字が描かれたもの。


4日目
俺は裏切り者だ。もう引き返しようもない。

奴らに操られた経緯を最初から順に考えてみれれば、何か見落としに気付けるか?

いや、逃げられはしない。そして、ここに書いたって何にも変わらない。

10日目
おまえに文字を教わった時に、これをもらった。
あれから何年にもなるが、今でもおまえの匂いがする。
ラベンダーと鍛冶場の灰のにおい。今はもう、これしか残っていない。

私に宛てて書いて、とお前は言ってたっけ。
ページを破って渡し合って、考えを分かち合おうと。
俺がおまえのことを想っている証になると。だが俺は一度もやらずじまい。
手が汚れている気がして、羊皮紙にさわれなかった。

だが、おまえの言うとおり、やっておけばよかった。
今それができたらどれだけいいか。

15日目
またあの夢だ。鍛冶場の明かりに照らされたおまえの髪。俺の肩に乗る息子の感触。
自由に暮らせた日々。
おまえはこちらを向いて、これは夢よとささやき、わかってる、と俺が応える。

そして目覚める。独りきりで。

起きていても夢のごとく虚ろな毎日だ。俺が手を汚してもおまえは戻って来ない。
先延ばしにしているだけだ。
だがおまえと息子が一瞬でも長く生きられるなら、この手を汚すことも厭わない。

34日目
毎週あの装置から密かに、新たな発掘現場に呼ばれる。
鞭打たれる男たちのように働き詰めだ。
まるでこの地上のすべての土を耕すように言われ、時間が足りないと焦っているかのように。古の悪魔の死骸を見つけようと必死になって。
奴らが求める武器とはあれのことなのだろう。
俺はこの地に悲劇をもたらす片棒を担がされているのだろうか。

38日目
エレンドとエルサと酒を飲んだが、どんなに甘い酒でも罪の味の口直しにはならない。毎日の沈黙が彼らを裏切っている。悪党どもが装置を通じて監視している。
エルサに喉笛を切り裂かれてもおかしくないようなことをしているが、彼女は俺を疑ってはいな。俺は思ってたより嘘がうまいらしい。

54日目
ここ三日、ちゃんと寝られていない。あのノラの娘のことを考えてしまう。
なぜ彼女を殺せと?装置を持っているからか?
だとしてもどれほどの脅威だというのだ?

村から爆発音や悲鳴が聞こえてきた、蛮族どもにとがめられ、襲われるかと思った。
いっそそうしてくれとさえ思った。だが長老たちは立ち去れとだけ言う。
義勇兵の護衛つきで太陽の砦まで急ぎ、国境を越えた。

今度は岩の列柱の採掘現場に向かえという。
見返りにおまえと息子を、少しだけ見せてくれると。早く会いたいよ。

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Last-modified: 2017-05-31 (水) 09:32:57 (657d)