エリザベトの日誌、2065年7月16日 †
- 場所はメインクエスト『崩れ落ちた山』の施設で必ず入手。
最初は破損しているが、時間が経つと修復されて読めるようになる。
テキストログ
修復済みファイル
プライムに最後に来たのは去年の11月。それ以後のことはよく覚えていない。
昨晩のフライトで、中核部とマスターオーバーライドの設営を監督してきた(ちゃんとやったからね、テッド)。
0430には完了したから、ここで数時間仮眠をとってからゼロ・ドーンに戻ることにしたわ。寝る前にガイアに連絡を入れた。
名目上は計画の状況を報告するためだけど、本当は彼女が恋しかったから。
毎晩寝る前に話をするのが習慣になっている。
最近はそれくらいしか落ち着ける時間がないわ。
オスヴァルドからのメッセージで目が覚めた。オデッセイが昨日発進したって。
これで地球の生命が生きながらえる可能性が倍になったわけね。
だったらなんでこうも不安なの?
ファー・ゼニスが何十年もの後にどんな世界を生み出すのか、気になってしかたがない。それにアポロのアルファビルドのことも気になる。
あれほどの知識に、制約もほとんどなく、万が一の予防策もない。
私たちの過ちを繰り返さずに済む?
彼らが神になったつもりにならないなんて言い切れないわ。
オデッセイのメッセージをアルファのみんなに転送した。
ナオトは1分もしないうちに返信してきた。もちろん詩で。
ヘンリー・ロングフェローの「海辺と炉辺」からの一篇で、船造りを長々と詠ったもの。全部読んだわけではないけれど、造船より船出の話に思えた。
以下の部分(一節?対句?知らないけど)が目を引いた:
人は、その無数の恐れをもって
これからの歳々に期待を抱いて
息を呑んで汝の命運にすがる!
オデッセイもゼロ・ドーンもそう。そろそろゼロ・ドーンに戻らないと。
ナオトのラボに寄ってデメテルの進捗も確認すべきだろうけど、アルフレッド・テニスンを一冊押しつけられずにおいとまできたら幸い、ってところかも。
また今度
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