エリザベトの日誌、2066年1月15日 †
- 場所はメインクエスト『崩れ落ちた山』の施設で必ず入手。
最初は破損しているが、時間が経つと修復されて読めるようになる。
テキストログ
修復済みファイル
間一髪どころの話じゃない。
ヘレスの警告からざっと43時間?
東海岸壁の崩壊は目前、複数のスワームがウィチタ最前線に対して挟み撃ちか何かをしかけてきたって。
あと5~6日あればガイアは私たちの支援なしで自力起動できたと思う。
間違いないわ。
大慌てで用意した。ゼロ・ドーンはパニック状態。
どのチームもコードの安定化とファイナライズに躍起になる中、ガンマメンバーを避難させ、続いてベータも脱出させた。
ガイアが動き出してからアルファを集めて悲報を告げた。吐きそうだった。
でもみんなとっくに承知の上だった。
仕事が終わっていないことをわかっていたのよ。
あともう少しだけど、まだ時間がかかるって。テストをして、粗をとったり…
色々ある。だからみんな諦めてくれた。
エリュシオンに入らずに、残りの人生をここで過ごし、各副次機能が完璧になるまでテストと改良を続けると。
過度な完璧主義者集団を集めた以上、これも当然の結果ね。
オフィスに戻るまで泣き出さずにこらえることはできたわ。
そんなわけで、ガイア・プライムの準備を進めてる。
ほんと、間一髪どころじゃない。
命運がいかに偶然に左右されうるのか考えるだけで吐き気がぶり返してくる。
もしも私がライトキーパープロトコルを提案してなければ、ここに居住区が建設されることはなかった。
もしもプロトコルを中止したのがもっと早かったら、必要な生命維持システムが設置されることもなかった。もしも、もしも、もしも。
不幸中の幸いは、自分たちのクローンを育てて教育しなくて済む点くらいね。
考えるとぞっとする。
遺伝物質をゆりかご施設以外で処理した事例がなかったから、そもそも不可能なのよ。ありがたいことにね。
トラビス・テイトが育てた若いトラビス・テイトと一緒に過ごすなんて、絶対に願い下げよ。ガイアを完璧に仕上げるのは私たちの手にかかっている。
一世代のみに与えられたチャンス。
追記:ヘレス将軍から連絡。
ウィチタが陥落して、USRCは2日以内に壊滅する見込み、つまり私たちは長くても72時間以内に最終作業と封鎖を行う必要がある。
命のために、自ら生き埋めになる。
みんなに報せないと。
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